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消滅 / 恩田陸

ブラック・ベルベット以来1年弱ぶりくらいに読んだ恩田陸。

それぞれの渡航先から帰国した性別も年齢もバラバラの11人。なぜか入国審査で止められ別室へ連れて行かれ、この中にテロリストがいるという理由で軟禁され、挙句には台風で空港が封鎖されてしまう。さて誰がテロリストで、テロは防げるのか、無事空港を出られるのか、というあらすじ。

恩田陸らしいファンタジー要素はあまり出てこず、多少変則的で突飛な設定が2つ3つ出てくるけどよくある密室設定もの。不思議と緊迫感がないのが恩田陸っぽい。

推理を楽しむミステリーというよりは、別に書きたいことがあったんだろうなぁという印象。その要素が強すぎてあまり入り込めず、じゃっかん消化不良気味。面白いことは面白かったけど。

消滅 / 恩田陸